春の実り、那覇でビワ鮮やか きょう春分


この記事を書いた人 Avatar photo 島袋 貞治
沿道で黄色く実ったビワ=20日午後、沖縄県那覇市首里儀保町(新里圭蔵撮影)

 21日は二十四節気の一つ「春分」。昼夜の長さがほぼ等しくなり、沖縄ではすごしやすい「うりずん」の季節を迎える。

 20日、沖縄本島地方と先島諸島は、前線の接近により曇りで雨の降っている所もあったが、午後から晴れ間が広がった地域も。那覇市首里の儀保駅近くの沿道に生えるビワには黄色の鮮やかな実がなり、近所の人たちや登下校の生徒たちの目を楽しませていた。

 下校途中だった首里中学校の山城慶大さん(14)は「おいしそう。熟した頃に食べてみたい」と同級生と笑顔で話した。

 沖縄気象台の週間天気予報によると21日の那覇の最高気温は19度、22日は16度と冷え込む予想で、平年の22・5度に比べ3~6度低くなる見込み。