アジア最大級クルーズ船が初寄港 中城湾港、4千人超の乗客下船し観光


この記事を書いた人 松永 勝利
アジア最大級のクルーズ船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」=24日午前、沖縄市の中城湾港

 【沖縄】アジア最大級で16万トン級のクルーズ船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」が24日午前7時、中城湾港に初めて入港した。午後6時半の出港までの半日、4千人を超える乗客は大型バスに乗って県内を観光する。
 乗客たちは午前10時ごろまでに約100台の大型バスに乗り込み、首里城や免税店、アメリカンビレッジ、万座毛などにそれぞれ向かった。
 船は米ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が所有し、中国の上海と中城湾港を4日間旅する。これまでも那覇港に寄港している。
 乗船クルーとして船内で働くフィリピン出身のマーク・ゴメスさんは「沖縄には初めて来た。いい気分だ」と感想を話した。【琉球新報電子版】

船から下りる乗客ら=24日午前10時、沖縄市の中城湾港