空手発祥の地、沖縄熱く 8月の国際大会向け県内予選


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第1回沖縄空手国際大会県内予選の首里・泊手系成年1女子で1位に輝いた照屋真子選手の力強い演武=24日午後、那覇市の県立武道館

 沖縄空手の愛好家が空手発祥の地、沖縄に集い交流を深める第1回沖縄空手国際大会の県内予選が24日、那覇市の県立武道館と豊見城市の沖縄空手会館で始まった。25日まで。

 国際大会は沖縄で体系化されてきた空手道の技術や精神の保存と継承、振興などを目的に、県と沖縄伝統空手道振興会が主催する。

 沖縄伝統空手や古武道など五つの部門で451人が出場し、熱い戦いを繰り広げた。

 各部門でそれぞれ男女年代別の八つの決勝トーナメントなどを勝ち抜いた各4強が8月3~5日に沖縄空手会館などで行われる国際大会の出場権を得る。

 24日は午前10時から県立武道館で首里・泊手系、沖縄空手会館で古武道(棒)の県内予選が行われた。気迫のこもった演武に会場に駆け付けた家族や知人らは熱心に見入っていた。

 25日は那覇手系が沖縄空手会館、上地流系と古武道(サイ)が県立武道館で行われる。