16万トン級クルーズ船、中城初入港 乗客4千人超 アジア最大級


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アジア最大級のクルーズ船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」=24日午前、沖縄市の中城湾港

 【沖縄】アジア最大級で16万トン級のクルーズ船クァンタム・オブ・ザ・シーズが24日午前、中城湾港に入港した。中城湾港への16万トン級の大型クルーズ船入港は初めて。中城湾港は2017年に、沖縄総合事務局がより大きなクルーズ船が入港できるように工事し、それまでは5万トン級の船が中心だったが、16万トン級の大型船を受け入れることが可能になった。

 4千人を超える乗客は下船後、大型バスで首里城や万座毛などの県内観光地を訪れた。

 船は米ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が所有し、中国の上海と中城湾港を結んでいる。同船はこれまでも那覇港に寄港している。

 船内で働くフィリピン出身のマーク・ゴメスさんは「沖縄には初めて来た。いい気分だ」と話した。