エイサー会館オープン 情報発信、各種体験も


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体験コーナーで締太鼓を持ち、お手本の映像に合わせてエイサーを踊る子どもたち=25日午後、沖縄市上地のコザミュージックタウン

 【沖縄】エイサー情報の総合発信拠点となるエイサー会館のオープニングセレモニーが25日、沖縄市コザミュージックタウン内の同館で行われ、大勢の市民が詰め掛けた。

 エイサーの歴史や成り立ちを学べるだけでなく、各種の体験を楽しめることが展示の特徴。締太鼓や大太鼓を持って踊ったり、衣装を着て記念写真を撮ったりすることができるコーナーが設けられている。沖縄市が一括交付金を活用して整備した。

 桑江朝千夫市長は「エイサーを肌で感じ、魅力を広く発信できる施設にしていく」とあいさつし、多くの来場を呼び掛けた。市内から訪れた普久原里美子さんは「市民が誇りとするエイサーの待ちに待った拠点で、とてもうれしい」とにぎわいぶりを喜んだ。

 毎週水曜は休館。開館時間は午前10時~午後9時。入館料は一般300円、小学生~高校生は100円、小学生未満は無料。問い合わせはエイサー会館(電話)098(989)5066。