天皇、皇后両陛下が27~29日の日程で、「地方事情視察」として来県する。両陛下の来県は2014年6月以来で、即位後6度目。来年4月末の退位が決まっており、在位中、最後の来県となる見込みだ。沖縄戦犠牲者の慰霊のほか、初めて与那国島を訪問する。

 27日午後、空路で那覇入りし、糸満市の国立沖縄戦没者墓苑で献花。県遺族連合会の会長らが迎える。28日は与那国島を訪れ、日本最西端の碑などを視察する。町立久部良小学校では地元青年会のメンバーらが伝統芸能の棒踊りを披露する。29日は豊見城市の沖縄空手会館を視察し、帰京する。

 天皇は、皇太子時代の1975年7月、初めて来県した。93年には歴代天皇として初めて沖縄の地を踏んだ。近年も対馬丸事件の遺族らと面会するなど、慰霊を重ねてきた。