「搬入ない日続けば」 ゲート前、市民ら約30人座り込み 工事車両搬入確認されず


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
米軍キャンプ・シュワブゲート付近のテントでそれぞれの時間を過ごす市民ら2日午前11時50分ごろ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設問題で、新基地建設に反対する市民ら約30人は2日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込み、新基地建設反対を訴えた。正午現在で沖縄防衛局による資材搬入は行われていない。

 市民らは「沖縄 今こそ立ち上がろう」を歌うなどして団結した。「沖縄 今こそ立ち上がろう」は沖縄平和運動センターの山城博治議長が原曲「美しき五月のパリ」の歌詞を替えた歌だ。歌い終えた後、市民らはゲート前からテントに戻り、それぞれの時間を過ごした。

 集会の司会を務めた県統一連の瀬長和男事務局長は「搬入がない日はとても平和に感じる。こんな日が続けばどんなに幸せなことか」と話した。【琉球新報電子版】