新年度が本格的にスタートした2日、沖縄県内の主要企業や金融機関で入社・入行式が開かれた。好調な観光産業にけん引される形で県内経済は拡大を続けているが、働き方改革など企業を取り巻く環境は大きく変化している。企業のトップからは「沖縄の経済に貢献する人材になってほしい」と期待の声があったほか「定時には帰れるようにやっていこう」との呼び掛けもあった。
りゅうせきグループ各社で構成するりゅうせきネットワーク会議(金城克也議長)は今年、グループ11社で133人を迎えた。金城議長はあいさつで「目標達成に向けて自分自身を磨くことが、成長する礎になる」と、社会人の心構えを語った。
金秀グループには新入社員102人が入社した。呉屋守将会長は「定時の5時にはみんなが帰れるようにやろう。残業がないのが当たり前だと、トップと現場が一丸となって考えてほしい」と話した。