最高レベルの3に引き上げ 県内はしか患者発生状況


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
沖縄県庁

 県内で麻しん(はしか)の患者が相次いで確認されている事態を受け、県は3日までに患者の発生状況を県麻しん発生時対応ガイドラインで定める最高レベルの「3」に引き上げた。県内で患者が発生したのは2014年以来4年ぶり。

 3日午後5時現在、0歳~40代の男女12人の感染が確認されている。

 県の担当者は「予防接種を2回受診すれば感染リスクを回避できる」と指摘し、定期予防接種の対象者(第1期=1~2歳、第2期=小学校入学前)への接種の徹底を呼び掛けている。【琉球新報電子版】