石垣島トライアスロン中止 悪天候の影響で 代わりにファンラン


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
大会が全面中止になり、一部選手らが参加した「石垣島トライアスロンファンラン」=15日、石垣市

 【石垣】15日に開催予定だった「石垣島トライアスロン大会2018」(同実行委員会主催、琉球新報社など共催)は悪天候のため中止になった。

 2種目のデュアスロン(バイク・ラン)に変更しての開催も検討したが、選手の安全面を考慮して、スタート前の同日7時30分に中止を決めた。

 大会の全面中止は、コースを見直すなどして大会が再開した15年以降では初めて。15年大会は悪天候のため、スイムを中止しデュアスロンに変更して開かれた。

 大会には島内外から個人(エイジ)の部に955人、リレーの部に67組(201人)がエントリーしていた。

 石垣島トライアスロン大会に初参加の志磨隆一さん(46)=奈良県=は「トライアスロン大会の参加は初めてだが、昨年10月に参加予定だった高知県の大会も台風で中止になり、今回も中止になったので悔しい。次の石垣島の大会も必ず来る」と話した。

 全面中止になったため、石垣島を楽しんでもらおうと元オリンピック代表で招待選手の庭田清美の提案で、ランのコースの一部を走る「石垣島トライアスロンファンラン」が実施された。【琉球新報電子版】