「命ある沖縄に」 ゲート前に「わびあいの里」謝花理事長 大型工事車両130台が資材搬入


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ゲート前で座り込む島袋文子さんを激励する「わびあいの里」の謝花悦子理事長(右)

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で19日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前に伊江島の「わびあいの里」の理事長、謝花悦子さんが駆けつけた。

新基地建設に抗議する市民を排除する機動隊員(左)=19日午前9時5分、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前

 謝花さんは「いつも伊江島から『辺野古』のことを祈っている。命ある限り、土地を守り、命育む沖縄にしたい」と決意を述べた。

 ゲート前には約80人の市民が駆けつけ座り込んだ。

新基地建設抗議する市民を強制的に移動させようとする排除する機動隊員(左)=19日午前9時ごろ、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前

 午前10時半現在、砕石を積んだ大型工事車両など130台近くがゲート内に入った。市民らは「工事を止めろ」「子どもたちの未来のために新基地建設を阻止しよう」と声を上げた。【琉球新報電子版】