【辺野古問題取材班】新基地建設工事の進む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸で2日、ウミガメが泳いでいる姿が確認された。
ウミガメが確認された地点に近いK4護岸建設現場では、砕石の投入作業が続けられた。
ウミガメの甲羅の長さは60センチメートル程度。「アカウミガメ」か「アオウミガメ」のどちらかの種とみられる。ウミガメは数度海面から顔を出しながら泳いでいた。
ウミガメが確認された地点の付近を沖縄防衛局の警備船が往来していたことから、抗議船から工事に抗議していた市民らから「カメを脅かすな」と言った声が上がる場面もあった。【琉球新報電子版】