【大宜味】ゴールデンウイーク最終日の6日、沖縄県大宜味村田嘉里で「第6回グラ(竹の子)の郷・田嘉里むん市」が行われた。
祭りはタケノコが地面から芽を出し50センチほどの高さになるこの時期に、田嘉里の産業振興と触れ合いの場を持つことを目的に開催されている。
タケノコの加工食品や地元産物販売のほか、絵手紙体験や田嘉里の自然と文化、琉球王国時代からの「ヌンドゥルチ写真展」なども行われ、多くの人でにぎわった。
那覇市からジャザサイズの仲間32人と一緒に訪れた石川京子さんは「沖縄でタケノコが食べられることを初めて知り感動している。自然も堪能できうれしい。来年もまた来たい」と満足した様子で話した。
東京から里帰りの途中に立ち寄った宮里育代さんは「沖縄でのタケノコ祭りは初めてだ。すばらしい場だと思う」と懐かしそうに話した。
(安里郁江通信員)