政治
会見全文

知事会見全文 腫瘍はステージ2の膵臓がん 2018年5月15日

退院後、会見を開く翁長雄志県知事=15日午後1時37分ごろ、県庁

 先月から県民の皆様にご心配をお掛けしている、私が受けました手術および病理検査の結果と退院について、ご報告させていただきます。

 まず経過報告ですが、4月6日、7日と精密検査を行い、膵臓(すいぞう)の腫瘍と診断を受けました。その他の臓器も検査を行いましたが腫瘍はありませんでした。腫瘍にもいろいろありますので、診断を確定させるため手術的治療が必要と考えました。

 4月23日に富川副知事、謝花副知事から記者会見をさせていただいた通り4月21日に浦添市の浦添総合病院において、伊志嶺朝成(ともなり)先生執刀で手術を受けました。手術は予定通り行われ、腫瘍部を切除し病理検査の結果を待ちました。

 手術の翌日からは退院に向けたリハビリに取り組み、順調に回復したことから、当初の予定より早く、本日、5月15日、元気に退院をさせていただいております。

 浦添総合病院の福本院長、主治医の伊志嶺先生はじめ病院関係者の皆様、ご心配いただいた県民をはじめ多くの皆様に感謝を申し上げたいと思います。

 病理検査の結果、診断は膵臓の腫瘍、膵がんとの診断結果を受けました。診断結果を受け、再発や転移を抑える治療を行う予定であります。

 一日も早く公務に復帰し、そして私に与えられました知事としての責任を全うしていきたいと考えております。

 

~質疑応答~

 

ーまずは県政クラブとして長期の入院とリハビリ、お疲れさまでした。この間県民にも心配の声が広がっていたと思うんですが、今回の検査の結果、腫瘍、膵がんは悪性という理解でいいのか。ステージですね、あと転移はないということでいいのか。当初来週退院の予定と伺っていましたがこれが早まった理由を教えてください。
 

 「先ほど冒頭に申し上げました通り、膵がんとの診断結果をうけております。まあその結果についてどう思うかということでありますが、わたくしは那覇市長になった6年目、12年前になるが胃がんで胃の全摘出手術を受けておりまして、その時はいろいろ回復に向けて、治療に向けてですね、いろいろございました。

 今回はですね、腫瘍、膵がんということで、またあらたな課題でありますけれども、私からすると冷静に受け止めながらこれから治療に向けて全力を傾けて頑張っていきたいなという風に思っております。

 それからほかにも転移があったかということですけれども、膵臓周囲のリンパ節のなかにひとつ確認されまして、手術で切除したと聞いております。これから定期的にまた通院をいたしまして、抗がん剤治療も併せて、経過観察をしていきたいと思っております。

 それから、あのステージという質問でございます。あの手術前の会見でも説明を致しましたけれども、切除した腫瘍は大きさが約3センチでございまして、ステージは、2と説明がございました。

 退院が早まった理由でありますけれども、むしろ少し遅くなった理由は連休が挟まったものですから少しですね、数日でありますけれども少し遅くなりました。

 あとは、私が退院をして公務に徐々に慣れ親しんでいきながら、しっかりと任期を全うするためには、病院の方でまあある意味で丁寧に入院をしたほうがよかったのか、あるいは退院をいたしましてこのように初日からですね、記者会見をして、私のほうからご説明をするなりやりながらこれからの一日一日の公務をですね、しっかり果たせるようにあるいはまたしばらくは自宅とこの県庁といいますか、仕事の割り振りがあろうかと思いますが、徐々に徐々に仕事の中身を増やしていってというようなことも含めると、今日の方がよかったのではないかと、先生の方も、病気が回復するという意味でも、それから私の仕事に理解を示すという意味でも、今日という日が退院という意味ではふさわしいのではないかということで、まあ今日という日になったわけであります」

 

ー今回の検査結果をうけて、先ほどもありましたが1期目を全うするというお考えに変わりが無いのかどうか。それと今年の秋には知事選があるんですけれども、これに出馬するお考えがあるか。または、断念するというお考えがあるか教えてください。
 

 「この病気にかかわらずこれまでの1年間というのは、私が、公務をですね、知事選挙に出馬するかというようなご質問等はいろいろなところで受けた。私はそのたびに1期の4年間、一日一日、しっかりと公務をやることで、県民の判断にゆだねたいという気持ちも含めて、私からすると、出馬というよりも、一日一日の公務について、やっていきたいという風に思っております。

 ですから、退院をして、これからのことでありますけれども、まあさいわい、今まあ流動食等々でやせたとか、そういうことで体力回復がですね、まだでありますけれども、しかしここ数日うんと元気になり公務をしっかりとこなしていく、これが私のですね、今一番の願目でありまして、まずはそれをしっかりとするなかで私の付託に答えて行きたいという風に思っております」




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