女子の制服をリニューアル 琉銀、20年ぶり


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
リニューアルしてお披露目された琉球銀行の制服=18日午後、那覇市久茂地の琉球銀行本店

 琉球銀行(川上康頭取)は18日、創立70周年記念事業の一環としてリニューアルした女性行員の冬服制服をお披露目した。50周年記念事業で現在の制服になって以来、20年ぶりのリニューアルとなる。ことし11月ごろから着用する。

 県内の制服業者からデザインを公募し、8社から29作品の出品があった。行内で女性社員によるワーキングチーム(WT)を立ち上げて議論を重ね、県出身のスタイリスト知念美加子さんのアドバイスも受けながらデザイン性と機能性を兼ね備えた制服を実現した。

 濃紺を基調に、コーポレートカラーの赤をアクセントとし、ベストとスカート、ジャケットには最新の素材を使用することで気温差の激しい沖縄の冬に対応できるという。スカーフの柄には、琉銀が毎年実施している「紅型コンテスト」の2014年入賞作品を採用した。

 WTの知花美奈子さんは「幅広い年代の行員が安心して着こなせるよう常に意識した。非常に満足している」と喜んだ。