「墜落は基地危険性の証」 辺野古抗議市民も怒り 「K4護岸」造成進む


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採石が投入されている辺野古沿岸部の「K4」護岸=11日午前11時ごろ、名護市の辺野古沖

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で11日午前、辺野古沿岸部では「K4」護岸で砕石が投入される様子が確認された。工事に反対する市民らは抗議船とカヌーで抗議の意志を示した。

 米軍キャンプ・シュワブのゲート前では市民らが抗議する中、午前9時ごろと正午ごろに工事車両が砕石や物資などを搬入した。

 那覇市の南約80キロの海上に11日午前6時半ごろに米軍嘉手納基地所属のF15が墜落した一報を受け、市民からは「またか。事故が頻発していることが基地の危険性の証だ」など、不安を訴える声が上がった。【琉球新報電子版】