「父の日」の17日を前に、沖縄県酪農青年女性部連絡協議会の比嘉友明会長らは11日、県庁に富川盛武副知事を訪ね、「父の日には牛乳(ちち)を贈ろう!」キャンペーンとして県産牛乳を贈呈した。
2017年の沖縄の生乳生産量は2万4758トン。平均個人消費量は19・8リットルで過去10年で5・6リットル減少した。比嘉会長は「牛乳はイライラ解消や健康にも良いとアピールし、消費拡大につなげたい。若い力で牛乳をPRしたい」と力強く語った。県内の酪農業は、飼養戸数・頭数は1995年をピークに減少し、2017年末で戸数は70戸(前年比3戸減)、頭数は4348頭(同48頭増)になった。毎日牛乳を飲むという富川副知事は「健康のためにも、県も全力で応援したい」と述べた。