【中部】米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機の墜落事故を受け、第3次嘉手納爆音訴訟団、沖縄平和運動センター、中部地区労は12日、北谷町砂辺の米軍嘉手納基地第1ゲート前で緊急抗議集会を開いた。主催者発表で約110人が集まり、事故や日々の訓練による騒音などに抗議した。
元沖縄市長で、第3次嘉手納爆音訴訟原告団長の新川秀清さんは事故があった11日午前6時ごろ、戦闘機の訓練開始の爆音で目覚めたという。「常に命の危険にさらされている。これが沖縄の現状だ」と話し、「基地撤去まで諦めない。新基地も造らせない。それが大人が未来の子どもたちにできることだ」と声を上げた。【琉球新報電子版】