沖縄気象台は16日午前6時50分、台風6号の接近に伴い、沖縄地方の北部地域の一部市町村で新たに洪水警報、大雨警報を発表した。
新たに発表したのは洪水警報が国頭村、東村、今帰仁村。
大雨警報(土砂災害)はうるま市、宜野座村。
大雨警報(浸水害)は伊平屋村。
また、沖縄気象台は16日午前5時13分に名護市、国頭村、大宜味村、伊平屋村の4市村に危険を感じたら自主的な早期避難を呼び掛ける土砂災害警戒情報を発表した。
土砂災害警戒情報とは、大雨警報(土砂災害)が発表されている状況で、土砂災害発生の危険度がさらに高まったときに、市町村長の避難勧告や住民の自主避難の判断を支援するよう、対象となる市町村を特定して警戒を呼びかける情報で、都道府県と気象庁が共同で発表している。
周囲の状況や雨の降り方にも注意し、土砂災害警戒情報等が発表されていなくても、危険を感じたら、躊躇することなく自主避難をするよう呼び掛けている。
16日午前6時50分までに、洪水警報が出されているのは沖縄市、うるま市、伊平屋村、伊是名村、国頭村、東村、名護市、今帰仁村、本部町、金武町。
大雨警報(土砂災害)は沖縄市、うるま市、嘉手納町、伊平屋村、国頭村、大宜味村、東村、名護市、今帰仁村、本部町、恩納村、宜野座村。
大雨警報(浸水害)は伊平屋村、伊是名村、名護市、恩納村。
高潮警報は久米島町。【琉球新報電子版】