【国頭】台風6号接近による影響で、国頭村宇嘉の国道58号で16日午前、土砂崩れが発生した。土砂崩れは16日午前10時から10時40分の間に発生したとみられる。
北部国道事務所の依頼を受けて、国営建設の職員が土砂撤去作業を行っている。
現場にいる関係者によると、国道58号に流れた土砂は約250立方メートル。土の中に丸みを帯びた大きな石なども含まれている。近くを流れる川の水量が増えたことで、土砂崩れが発生した可能性がある。
作業員は重機やシャベルを使うなどして、土砂を撤去している。名護市から村辺戸にある畑に向かう途中で土砂崩れで足止めされた60代女性は「昨日も洪水のように水が流れていた。畑の様子が心配だ」と話した。【琉球新報電子版】