座間味断水解除 ダム貯水率80% 阿嘉、海淡装置も短縮


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【座間味】沖縄県座間味村(宮里哲村長)は18日、渇水対策委員会を開き、夜間の給水制限を同日から解除することを決定した。14日からまとまった雨が降り、ダムの貯水率が回復したことによるもの。阿嘉・慶留間島の水源であるウタハ堰(ぜき)の貯水率も回復したため、阿嘉島の海水淡水化装置は19日から稼働時間を4時間半短くする。

 18日現在の貯水率は、座間味島の座間味ダムが79・49%、阿嘉島のウタハ堰(ぜき)が81・23%。座間味村では少雨傾向が続き、6月末から増える観光客とそれに伴う水使用量の増加を懸念して、4日から夜間10時間の給水制限を実施していた。