【名護】名護市数久田で銃弾とみられるものが見つかった件で、名護市の渡具知武豊市長は22日午前、6月議会定例会冒頭で「現在、捜査中で事実確認を行政側でやって、そしてまた、対応したい」と述べた。市議らは名護市議会として現場確認できるように求めた。
数久田は実弾訓練をしている米軍キャンプ・シュワブと隣接し、過去にも被弾事件が起きている。県警は今回も米軍の銃弾である可能性もあるとみて、捜査を進めている。
県や名護市など周辺市町村には18日から24日の終日、米軍キャンプ・シュワブで実弾演習を実施するとの通知が沖縄防衛局からあった。名護市数久田では2002年、畑で作業中の農家男性の至近距離に米軍のM2重機関銃弾が打ち込まれる被弾事件が発生していた。【琉球新報電子版】