【台風8号】「猛烈な」台風に発達し、沖縄地方直撃か 最大瞬間風速80メートルの予測も


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台風8号の経路図(6日午前9時現在、気象庁のホームページより)

 気象庁によると、非常に強い台風8号は6日午前9時現在、マリアナ諸島にあり、時速15キロで北北西に進んでいる。進路予想によると、今後さらに勢力を強め、8日午前には中心付近の最大風速が55メートルの「猛烈な」台風に発達し、沖縄地方に接近する見込み。

 予報円の中心を進んだ場合、10日ごろに沖縄地方を直撃する可能性がある。週明けの9日ごろからは影響が出始める見通しで、早めの台風対策や最大限の警戒が必要だ。

 6日午前9時現在の台風8号の中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートル。8日午前9時の予報では「猛烈な」台風に発達し、中心気圧は915ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルの予測となっている。

 さらに9日午前9時の予報によると、中心気圧905ヘクトパスカルにまで勢力を強める。中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は80メートルにもなり、日本の南を時速15キロで西北西の方向に進む見通し。【琉球新報電子版】