10月21日投開票の那覇市長選挙で、那覇市議会与党市議団が17日午前、那覇市前島の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで現職の城間幹子氏(67)に2期目出馬を要請した。要請に対し、城間氏は「みなさまからの言葉を重く受け止める。今後熟慮していきたい」と話した。城間氏への正式な出馬要請は今回が初めて。
ニライ会派の金城眞徳会長は「4年間で待機児童の解消が大幅に前進するなど実績もある。市民からもう1期との要望もある。市長の後押しをするので出馬してほしい」と求めた。
共産会派の古堅茂治団長は「保革を超えたオール沖縄で誕生させた市長。女性目線のきめ細かな市政運営で実績を上げている。元気のあるある那覇市づくりに取り組めるのは城間氏のほかにいない」と出馬を要望した。
城間氏は記者団に「後押しがあることは大変ありがたい。自分の胸に落とし込んでどう判断するか考えたい」と述べた。【琉球新報電子版】