フェリー粟国、8~9月に増便 航空路線運休で


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 【粟国】沖縄県の粟国港と泊港を1日1往復しているフェリー粟国が、8月から月曜と金曜に1日2往復する。第一航空の沖縄撤退とエクセル航空のヘリ墜落事故により那覇―粟国間を結ぶ航空路線がないことから、村民からフェリーの増便を望む声が上がっていた。

 新しい運航スケジュールでは、月曜と金曜は、旧盆中を除いて泊発が午前8時と午後1時20分。粟国発が午前10時40分、午後4時となる。

 村によると、9月まで新スケジュールで運航し、需要があれば10月以降も継続する。

 旧盆中の8月24日は1日1往復。同25日は泊発が午前9時半と午後3時、粟国発が午後0時15分の1日1・5往復となる。

 新城静喜村長は「住民から『飛行機がなく通院が難しい』などの声があった。住民の足を確保したい」と話した。