埋め立て区域一部護岸で囲まれる 国、土砂投入へ準備 辺野古新基地建設


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「N3護岸」と「K4護岸」がつながった埋め立て区域「2-1」=19日午後2時50分ごろ、名護市辺野古(小型無人機で撮影)

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の新基地建設では19日午後2時35分ごろ、沖縄防衛局が8月17日にも土砂投入を予定している区域の開口部が、海中投下された石材で閉ざされているのが確認された。

「N3護岸」と「K4護岸」がつながった埋め立て区域「2-1」=19日午後2時40分ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部

 埋め立て予定区域の1つが護岸によって取り囲まれた。

 沖縄防衛局は19日午前、辺野古崎より南側、米軍キャンプ・シュワブの対岸となるK4護岸(約1029メートル)の工事を再開した。辺野古崎側から石材を投入し、K4護岸が予定の長さに達した。【琉球新報電子版】