第100回全国高校野球選手権沖縄大会第12日は22日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で準決勝を行い、ノーシードから勝ち上がってきた糸満は6―2で北山に勝利し3年ぶり6度目、第2シードの興南は7―2で嘉手納を下し2年連続20度目の決勝進出を決めた。
決勝は23日午後1時、同球場で行われる。
糸満は中盤まで北山との投手戦となったが、六回2死から好機をつくると連打で一気に5点を奪い勢い付いた。その後は北山も反撃したが、追い上げを2点でしのいだ。
投手陣を中心に堅守が持ち味の興南は、二回に打者一巡の攻撃で5点を先行し主導権を握った。打力のある嘉手納打線を先発の藤木琉悠と當山尚志の継投で抑え切った。【琉球新報電子版】