2018年度・第45回沖縄県中学校総合体育大会の総合開会式は22日、沖縄市の県総合運動公園レクドームで約3千人が参加して行われ、九州や全国大会への出場切符を懸ける選手らが、健闘を誓い合った。中学総体は既に先行競技の空手道など7競技を終えており、台風10号の影響で水泳が予定から1週間遅れて28、29の両日に行われるため、23日から1週間、各地で軟式野球を含む10競技が本格開催される。
開会式では西原東中バレーボール部の松本峻汰、宮城千裕の両選手が「厳しい試合を勝ち抜き、地区代表としてさらなる強い気持ちできょうここに立っている」「周囲への感謝を忘れず、正々堂々と戦いの中で真の友情を培いたい」などと力強く選手宣誓した。
生徒代表で伊良波中生徒会長の具志堅賢斗さんは「多くの選手が励まし合いながら頑張ってきたと思う。その成果を十分発揮し、勝ち上がってください」とエールを送った。
大会長の宮城靖県中学校体育連盟会長は「皆さんの九州や全国での活躍は、多くの自信を県民に与えてくれる。中学生らしく最後まで諦めず、全力プレーしてほしい」と激励した。
22日はバスケットボールが宮古島市で、ハンドボールは石垣市で、軟式野球が宜野座村でそれぞれ開会式を行った。