シークヮーサー飲料 勝山、7年連続最高賞 国際味覚審査


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渡具知武豊市長(左から3人目)に受賞を報告した勝山シークヮーサーの社員ら=23日、名護市役所

 【名護】勝山シークヮーサー(名護市、安村弘充社長)の果汁飲料「勝山シークヮーサー沖縄県産果汁100%500ml」が6月、国際味覚審査機構(ITQI、ベルギー)の審査で、7年連続で最高賞の「三ツ星」に輝いた。7年連続三ツ星を獲得すると得られる「ダイヤモンド賞」も受賞した。県内企業としては2例目。

 「ダイヤモンド賞」は世界で30例目、国内でも9例目。同社の果汁飲料は名護市勝山産を中心とした北部地域のシークヮーサーを使用している。ITQIの審査では味、香りなどが総合的に評価された。

 23日、同社の安村社長らが、名護市役所に渡具知武豊市長を訪問し、受賞を報告した。安村社長は「(シークヮーサーを育んだ)勝山の自然が評価された。社員の自信にもつながる」と喜びを語った。渡具知市長は「ほかの産地との違いを出す取り組みに敬意を表する。今後も連続受賞を目指してほしい」とたたえた。