融資保証詐欺152万被害 宜野湾市の男性被害


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 宜野湾署は25日、沖縄県宜野湾市内に住む配管工の30代男性にうそのメールを送り、口座に現金約152万円を振り込ませた融資保証金詐欺事件が発生したと発表した。県警捜査二課によると、男性に「融資を受ける際に必要な返済能力を確認するため、現金を振り込んでください」などと書かれたメールが23日、届いた。その後男性は電話でのやり取りを重ね、23、24日に1カ所の金融機関で20数回にわたり現金約152万円を振り込むよう促された。振り込んだ後、不審に思った男性が24日に宜野湾署に相談し、事件が発覚した。

 県警捜査二課の話では、被害男性は家族からもお金を借りて指定された口座に振り込んだという。同課は「同じような手口の詐欺事件は、今年はすでに3件起きている」と説明し、注意を呼び掛けた。