大城 周子 
第24回一万人のエイサー踊り隊（主催・夏祭りｉｎ那覇実行委員会）が５日午後、那覇市の国際通りで開かれた。
隊列を組んで練り歩きながら舞う「ページェント」と「にわかエイサー」は午後２時から始まり、30団体約８００人の出演者が「ミルクムナリ」など三つの演目を披露した。
気温が30度を超える中、多くの地元客や観光客が訪れ、伝統衣装に身を包んだ出演者の勇壮な舞いに見入った。富山県から来県した松原宏樹さん（54）は「初めて見たが迫力がすごかった。リズム感もあった。地元富山の伝統的な踊りが情緒的なのとは対照的だった」と話した。
チーム「いじゅの木」でエイサーページェントに参加した新城克行さん（41）は「人前で踊って緊張したが、たくさんの人に見てもらえて楽しかった」と充実した様子だった。【琉球新報電子版】
