第100回全国高校野球選手権、県代表の興南は大会第5日となる9日、第4試合で初戦を迎え、茨城県代表の土浦日大と対戦する。興南は2年連続12回目の出場で、土浦日大は2年連続4回目の出場。
興南は藤木琉悠(3年)と宮城大弥(2年)の両左腕を中心としたチームで、派手さはないが相手の強みを封じる堅守で勝利をつかんできた。
一方、土浦日大は打撃のチームで、投手以外の先発が打率3割以上を誇る攻撃的打線が特徴だ。興南の「盾」と土浦日大の「矛」の戦いは先取点を取った方が主導権を握りそうだ。興南の我喜屋優監督は「1点ずつ積み重ねる」展開を描き、土浦日大の小菅勲監督は「がっぷり四つを組めば勝機がある」と意気込んでいる。