知事在任中に死去した翁長雄志氏を追悼する県民葬の実行委員会が27日、沖縄県庁で開かれ、開催日時を10月9日の午後2時から4時とすることを決めた。会場は那覇市の県立武道館。県民葬は県や県議会、市町村長、市町村議会、県経済団体会議、那覇市などでつくる実行委員会で開催する。安倍晋三首相や関係閣僚らも招待し、計千人程度に案内する。県民葬が開かれるのは、昨年7月の大田昌秀元知事以来。
県がまとめた実施基準は、開催時期を「原則として四十九日以内」と定めている。しかし、今回は翁長氏の死去に伴い9月30日に知事選が実施されることから、選挙後の10月9日とすることで合意に至った。当日の実行委員長は次期知事が務め、式辞を読み上げる予定。