【宜野湾】沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場を離着陸する米軍機が旧盆初日(ウンケー)の23日から激しい騒音を周辺地域にまき散らしていた問題で、24日の中日、25日の最終日(ウークイ)も90デシベル前後の激しい騒音が測定されていたことが27日、分かった。両日とも、日米合同委員会で合意した航空機騒音規制措置(騒音防止協定)で制限されている午後10時以降の騒音も観測された。
24日は上大謝名局で午後8時18分に最大96・9デシベルを観測し、午後10時16分にも92・0デシベルを記録した。宜野湾局では午後11時以降にも騒音が観測された。
25日は愛知局で午後6時45分に最大84・8デシベルを記録し、午後10時以降にも2回騒音を観測した。
宜野湾市は24日午前に、沖縄防衛局を通じて米軍に旧盆中は飛行を控えるよう申し入れしたが、米軍機の離着陸はその後も続いた。