80年代ダンスフロアを席巻したグラミー賞アーティストが保育園に!


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スキップ・マーティンさん(左)と手遊びする園児=27日、沖縄市松本のおとは保育園

 【沖縄】1980年代、ダンスフロアを席巻(せっけん)したファンクバンド「ダズ・バンド」のリードボーカルとトランペットを担当するスキップ・マーティンさん(61)が27日、沖縄市松本のおとは保育園を訪れた。マーティンさんは7月から始まった「フレンドシップツアーinジャパン」で、全国各地でツアーをしている。園児らは、初めて聴くトランペットの音色を楽しみ、マーティンさんとの交流を楽しんだ。

 今回の来園は、同園でピアノ講師として園児を指導する奥平陽子さんが、マーティンさんのライブを手伝っていた縁で実現した。交流会では、園児らが練習してきた「ミッキーマウスマーチ」の合奏やドレミの歌合唱などを披露。マーティンさんも持参したトランペットで、笑顔で参加した。

 園児からマーティンさんを描いたちぎり絵などがプレゼントされた。サプライズのプレゼントにマーティンさんも「どうもありがとう」と両手を大きく広げ、園児とハグを交わした。

 交流後、マーティンさんは「子どもたちにたくさんの愛をもらったよ」と、満面の笑みを浮かべた。

 マーティンさんが活動する「ダズ・バンド」は、1982年に発表したアルバム「Let It Whip」で、グラミー賞(最優秀R&Bパフォーマンス)を受賞している。

 マーティンさんと一緒に手遊びした永田望桜ちゃん(6)は、初めてのトランペットに「すごい大きい音だった。手遊びできて楽しかった」と笑顔を見せた。

 マーティンさんは9月23日、うるま市内での公演を予定している。