2018年県内統一地方選は、名護、沖縄、宜野湾、南城、石垣の5市議会の議員選挙が告示された。投開票は9日。総定数124に対して152人が立候補を届け出て、7日間の選挙戦に突入した。辺野古新基地建設に影響を及ぼすとして注目が集まる名護市議選は、定数26に対して32人が立候補した。30日の県知事選、宜野湾市長選の行方を占う前哨戦として位置付けられており、各候補は告示とともに各地で第一声を上げた。
米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市は、定数26を32人で争う。沖縄市は定数30に対し36人が立候補を届け出、激戦となっている。南城市議選は定数20に26人が挑む。石垣市議選は定数22に対して30人が立候補し、混戦となっている。
立候補した152人のうち現職が93人と全体の6割を占め、これに新人51人(33%)が挑む。前職は7人、元職は1人。男女別で見ると、男性は136人(89%)で、女性は16人(10%)。
4日には、21町村の議会議員選挙と、大宜味村、伊是名村の2首長選も告示され、市議選とともに9日に投開票される(竹富町は10日開票)。【琉球新報電子版】