経済

沖縄県・台湾基隆港・韓国済州特別自治道 クルーズ振興へ連携 客船誘致向け覚書締結

クルーズ振興についての覚書を締結する(左から)台湾港務株式会社の劉詩宗総経理、済州特別自治道海洋水産局のキム・チャンスン局長、県文化観光スポーツ部の嘉手苅孝夫部長=8月29日、韓国済州島(県観光振興課提供)

 沖縄県と台湾の基隆港、韓国の済州特別自治道の3者は8月29日、クルーズ振興に関する覚書を締結した。今後、3者が連携してプロモーション活動や船社への誘致活動をしていく。韓国・済州島で締結式を開いた。

 各港発のクルーズ船を積極的に受け入れて寄港数を増やし、互いの観光プロモーションに協力することや、クルーズ関連情報を交換して積極的にフォーラムや商談会などのイベントに参加することなどが覚書に盛り込まれた。多くのクルーズ船が基隆から沖縄を訪れており、両者は今後も連携を深める。沖縄と直通路線がない済州島とは航路の新規就航につなげる狙いもある。

 嘉手苅孝夫文化観光スポーツ部長は「今後は覚書締結の効果を最大限活用し、基隆港、済州特別自治道と連携を図りながら、世界中のクルーズ船社へのPRやクルーズ船の誘致につなげていきたい」とコメントした。

 ことし3月に策定された「東洋のカリブ構想」では、国内外の港や自治体と観光プロモーションに関する連携を深めることを盛り込んだ。