米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立てについて、賛否を問う県民投票条例制定を求める「辺野古」県民投票の会(元山仁士郎代表)は5日午前、謝花喜一郎副知事に署名簿を提出し、条例制定を直接請求した。富川盛武副知事が20日以内に県議会を招集し、条例案を提出する。
元山代表は「県議会が真剣に民意をくんで条例案を審議し、速やかに可決・制定すること、県民投票の早期実施と市町村の円滑な協力に期待する」とした。謝花副知事は「短期間に多くの署名が集まり、知事も大変喜んでいると思う」と語った。
同会が集めた署名は、市町村選挙管理委員会の審査の結果、有効署名数が41市町村で9万2848筆に上り、総署名数は10万950筆だった。
【琉球新報電子版】