プロバスケットボールBリーグのシーズン開幕前に、B1やB2、海外チームが参加して行うアーリーカップが8日、全国6ブロックで行われた。琉球ゴールデンキングス(B1)は大阪府のエディオンアリーナ大阪であった関西地区の準決勝から登場し、101-53で西宮ストークス(B2)に圧勝した。9日は決勝が行われる。
並里成や橋本竜馬らを加入し、ポイントガードを起点としたゲームづくりを強化したキングスは、素早いパス回しでフリーシュートの好機を演出し、圧倒していった。ジョシュ・スコットはパスの中継やゴール下の得点源となっただけでなく、守備ではブロックショットを決めるなど多くの見せ場をつくった。シュートも得意な日本人ビッグマンの寒竹隼人は3点弾で会場を沸かせた。
キングスは新生チームらしくプレーに荒さはあったものの、個々の力をしっかりと際立たせ、選手層の厚さを見せた。
【琉球新報電子版】