強い台風22号 12日頃に「猛烈な」台風へ 北より進路で沖縄接近の可能性も 台風の動きに注意


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
10日午前10時20分時点の衛生画像(ひまわりリアルタイムWebより)

 気象庁によると、強い台風22号(マンクット)は10日午前9時現在、マリアナ諸島にあり、時速約35キロで西へ進んでいる。現時点での5日予想によると、フィリピンに向けて進み、沖縄地方には接近しない見込みだが、現時点で距離が離れており、高気圧の張り出し具合など気象条件によって進路が変わる可能性もある。現在の予報より北向きの進路をたどれば沖縄地方に接近する恐れもある。沖縄気象台は今後の台風の動きに注意するよう呼び掛けている。

台風22号の経路図(10日午前9時現在、気象庁HPより)

 中心気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。風速25メートル以上の暴風域も発生している。48時間後の12日午前9時頃にはフィリピンの東に進み、最大風速55メートルの「猛烈な」台風になる可能性もある。【琉球新報電子版】