新たな交通拠点 始動へ 沖縄・那覇 旭橋再開発の整備完了


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バスターミナルや県立図書館、商業施設などが入るA街区の建物=18日、那覇市泉崎

 沖縄県のモノレール旭橋駅周辺の再開発事業で、バスターミナルや商業施設、県立図書館などが入居するA街区(北工区)が20日に完成する。金融機関やホテルが入るB1街区や行政施設が入るC街区などと一体となった旭橋駅周辺地区の整備事業が完了する。今後は周辺地域の新たな開発も視野に入れて調査や検討を進めていく。

 旭橋駅周辺の再開発事業は、2000年に企業や団体などで構成するKSP推進協議会が設立され、構想の策定などを進めた。07年からB1街区などが入る南工区の工事に着手した。南工区は12年に完成し、15年からA街区の工事が始まった。A街区の完成後は内装工事などを行い、各施設がオープンする。