台風接近 投票へ影響懸念 知事選 陣営、期日前を強化


この記事を書いた人 琉球新報社
23日午後4時10分時点の衛星画像(ひまわりリアルタイムWebより)

 30日投開票の知事選で各候補者の陣営は、南の海上で発生した台風24号の進路によっては投票行動に影響を及ぼすのではないかと気をもんでいる。23日の時点では台風の進路について、まだ不確定要素が多いが、各陣営とも、これまで以上に期日前投票への呼び掛けを強化している。昨年の衆院選では台風の影響で一部地域で繰り上げ投票が行われた。

 23日の街頭演説で佐喜真淳候補と並んで演説した自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は「台風の接近が言われている。あと1週間、毎日が投票日。どうか皆さんの、一人でも多くの方の1票を佐喜真淳に投票いただくよう申し上げる」と聴衆に呼び掛けた。

 22日の玉城デニー候補の総決起集会で、調整会議の照屋大河議長は「来週にも台風が接近するという情報がある。私たち陣営も、期日前投票をこの集会の後から3日間、徹底して行うことを決めている。期日前投票の徹底強化を心よりお願いする」と述べた。