ローソン沖縄(浦添市、古謝将之社長)は25日、沖縄県内商業高校生のアイデアを商品化する「第3回商品開発プロジェクト」の最終審査会を那覇市泉崎の琉球新報ホールで開いた。グランプリには中部商業の奥浜涼乃さんらのチームが考案した「ヘルシークワァーサーつけめん」が輝いた。準グランプリの「チョコっとタンカン初恋デニッシュ」(那覇商業)、3位の「県産豚角煮のドリア風おにぎり」(南部商業)と共に、ローソン沖縄が商品化して2月に発売される。
商業高校で学んだ知識や感性を生かして、オリジナルの商品を企画した。196件の応募があり、最終審査会には6高校9チームが参加した。グランプリの中部商業の「つけめん」は、こんにゃく麺で低カロリーを意識し、健康志向の顧客をターゲットにする。県産シークヮーサーやハンダマを使って地産地消にも取り組む。
中部商業の奥浜さん、比嘉遥さんは「とてもうれしい。グランプリを取ったからには、発売まで商品開発を頑張りたい」と喜んだ。