安室さんにバイバイ 巨大写真、取り外しへ


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琉球新報社本社ビル外壁に設置された安室奈美恵さんの縦17㍍、横5㍍の巨大スクリーン=8月28日午後5時半ごろ、那覇市泉崎(又吉康秀撮影)

 沖縄県那覇市泉崎の琉球新報社本社の正面外壁に掲示されている県出身歌手、安室奈美恵さんの巨大写真が、1日、取り外される。8月末の設置以来、国際通りを見守るようにほほ笑んでいた“安室ちゃん”が居なくなってしまうことに、ファンからは「これで本当にお別れなんだ」「寂し過ぎる」などの声が聞かれた。

 縦17メートル、横5メートルに及ぶ巨大写真は、25年間にわたり国内外の音楽界やファッション界を彩り続けてきた安室さんの活躍に敬意を払い、琉球新報社が引退前の8月29日に設置したもの。写真はSNSなどを通してたちまち話題となり、連日、多くのファンが撮影しようとと周辺を訪れていた。

 30日、巨大写真をじっと見上げていた上原美鈴さん(30)=那覇市=は「ここに来ても会えないと思うと寂しいが、安室ちゃんの幸せをずっと願っている」と話した。

 安室さんの公式サイトも30日に閉鎖された。