政治

子育て、振興で違い 那覇市長選 城間、翁長氏が公開討論

握手で討論会を締めくくる城間幹子那覇市長(左)と翁長政俊前県議=3日、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 21日投開票の那覇市長選挙に向けた公開討論会(那覇青年会議所主催)が3日、那覇市の琉球新報ホールで開かれた。市長選に出馬を表明している無所属現職の城間幹子氏(67)と、無所属新人で前県議の翁長政俊氏(69)=自民、公明、維新、希望推薦=が出席し、政策を巡って論戦を交わした。両氏とも重要政策に掲げる子育て支援について、具体的手法で違いが明確になった。

 城間氏は、保育士不足対策や保育料の無料化などを進めることを強調した。翁長氏は、給食費の無料化、教育クーポンの導入を訴えた。中学3年までの子ども医療費の窓口無料化では一致した。

 経済振興についても政策に違いが見られた。城間氏は「成長可能性を着実な成長につなげる」として企業誘致の実績や市税増を示し、中小企業支援策の継続を訴えた。翁長氏は「交通渋滞が経済の足かせになっている」と指摘し、モノレールの車両増、クルーズ船バースや物流拠点の整備を掲げた。

 城間氏は「協働のまちづくりを土台に市民目線の政治を行う」と市政継続を訴えた。翁長氏は「安心安全なまちをつくるために那覇市の大改革が必要だ」と市政刷新を主張した。

 クロス討論で、翁長氏は城間氏に那覇軍港移設へのスタンスを質問。城間氏は、翁長氏の政策の財源の根拠を聞いた。