女性、若者支援を強化 グッジョブおきなわ開所


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
テープカットする富川盛武副知事(左から3番目)ら=11日、那覇市泉崎のグッジョブセンターおきなわ

 沖縄県商工労働部は11日、那覇市のカフーナ旭橋A街区に移転した「グッジョブセンターおきなわ」の開所式を開いた。生活の相談から仕事に関する悩みをワンストップで支援する施設だ。面積は3.7倍に拡大した。女性や若者の支援を強化し、高齢者や経営者など幅広い層が活用できる。

 就職相談や履歴書添削などの支援を行うハローワークコーナーは、相談窓口が5席から21席に、検索機は10台から39台に増えた。

 県男女共同参画センターてぃるる内の女性・子育て就労支援コーナーと、那覇市おもろまちのコープあっぷるタウン内のハローワークプラザ那覇も移転・入居した。

 子育て中の親でも利用しやすいよう、保育士1人がいるキッズルームも設置し、未就学児まで預けることができる。

 富川盛武副知事が玉城デニー知事のあいさつを代読し「有効求人倍率は過去最高を更新し続けているが、非正規雇用が多く、雇用の質の改善が必要だ。生活や就職に困ったら足を運んでほしい」と話した。