「沖縄の文化や食発信」 那覇オーパ開業 奥田晴彦社長に聞く


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今後の営業方針や事業展開を話すOPAの奥田晴彦社長=13日、那覇市泉崎のカフーナ旭橋A街区

 那覇オーパが開店した13日、OPA(千葉県)の奥田晴彦社長が取材に応じ、今後の営業方針や事業展開などを語った。

―那覇市へ再出店することになった。

 「この3~4年で沖縄を訪れる観光客は大幅に伸びており、インバウンド(訪日外国人客)から注目される都市になっている。那覇オーパは沖縄独自の文化や食を発信する。インバウンドもそれを求めているはずだ。オフィスや行政の施設に近く、近隣で働いている人にも利用してもらいたい。こだわりを持っている人には国内外のトレンドを届ける。沖縄の新たなスポットにしていきたい」

―国際通りに近い立地だ。

 「国際通りを訪れる観光客もターゲットにしながら、地元の人たちにも多く来店してもらいたい。新しい発見や驚きを提供できる店舗をそろえ、地元客や図書館を訪れた人たちに利用してもらう。地元に根差した商業施設を目指す」

―県内では商業施設間の競争もある。

 「那覇オーパは郊外型の商業施設とは違っている。近隣の企業や施設になじみ、新しい何かを発見してもらう那覇市街地のスポットとしてやっていく。郊外型の施設にはない新しい発信を行う」