沖縄空手道古武道功労賞 貢献5氏たたえる


この記事を書いた人 琉球新報社
第6回沖縄空手道古武道功労賞を受賞した(前列右から)平良慶孝氏、八木明達氏、久場良男氏、(後列右から)佐久川政信氏、池宮城政明氏=19日夜、ロワジールホテル那覇

 第6回沖縄空手道古武道功労賞(琉球新報社主催)の贈呈式・祝賀会が19日、那覇市のロワジールホテル那覇で開催された。伝統文化の沖縄空手や古武道の継承・発展に大きく貢献した5氏へ表彰状が手渡された。

 受賞したのは県空手道連盟会長の平良慶孝氏(75)=松林流範士十段、沖縄空手・古武道連盟副会長の八木明達氏(74)=剛柔流範士十段、県空手道連合会副会長の久場良男氏(72)=剛柔流範士十段、全沖縄空手道連盟会長の佐久川政信氏(69)=少林寺流範士九段、沖縄伝統空手道振興会事務局長の池宮城政明氏(64)=剛柔流九段。

 式辞で琉球新報社の玻名城泰山社長は「受賞者はさまざまな困難を乗り越え、指導的役割で空手や古武道の振興・発展に貢献した。今後もますます活躍し後進を育成してほしい」と述べた。来賓あいさつで玉城デニー知事(代読・山城貴子文化スポーツ統括監)は「次世代を担う後継者を育成し、国内外のネットワークを構築されるなどの功績に心から敬意を表する」と受賞者をたたえた。