翁長政俊氏が引退を表明


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城間幹子氏の当選確実の報道を受け、うなだれる翁長政俊氏(左から3人目)の陣営=21日、那覇市の選挙事務所

 21日の那覇市長選で落選した翁長政俊氏は同日夜、記者団に対し「一般人として、これからも政治には関わっていこうと思っているが、私が次の選挙に出ることは多分ないと思う」と述べ、政界から引退する考えを表明した。

 翁長氏は1985年に那覇市議に初当選し、市議2期、県議5期を務めた。自民党県連の会長や幹事長などを歴任するなど沖縄保守政治家の重鎮として知事選や国政選挙など県内の多くの選挙を仕切ってきた。政策通としても定評がある。今後も政治に関わると述べていることから、県連の相談役に就くとみられる。