
【読谷】3月8日は「ザンパの日」―。泡盛「残波」を製造する比嘉酒造(読谷村、比嘉兼作社長)が日本記念日協会に提出していた登録申請が10月15日付で認められた。創業70周年を迎えた比嘉酒造は、ブランディング事業の一環で申請した。
5日、沖縄市の琉球新報中部支社で記念日登録を報告した比嘉社長は「ザンパの日には、商品だけでなく地域も知ってもらうきっかけになるイベントを実施したい」と喜んだ。
泡盛「残波」の名前は1975年から使用している。当初は読谷村高志保で製造していることから「マルタカ」という名前だったが、百貨店の高島屋が商標を有していたことから、現在の名前になった。
比嘉社長は「3月はスポーツコンベンションなどで読谷村内に多くの観光客が来る。いつかはポッキーの日(11月11日)のように全国的に広まれば」と期待する。
3月8日はサバの日でもあることから「サバを食べながら残波を楽しむ。地域のホテルやレストランとのコラボも考えたい」と語った。